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研究紀要

当館は研究活動の一環として、学芸員の研究成果を発信する「研究紀要」を毎年発行してきました。在庫のあるものは当館ミュ-ジアムショップで購入できます。

収録論題 発行年月
第1号 ・ポルトガル地図学史上における日本地図の変遷
・ウィロウ・パターンの起源と変様について ―18世紀輸出陶磁史の一視点―
・航路図屏風考
・貝貼り書箪笥
1984.3
第2号 ・狩野内膳考
・江戸時代初期の日本図
・安田雷洲筆「赤穂義士報讐図」と若干の銅版画作品をめぐって
1985.3
第3号 ・東播系中世須恵器生産の成立と展開 神出古窯祉群に中心に
・播磨大歳山遺跡1 ―縄文土器
・新収南蛮屏風について
1986.3
第4号 ・ヴイテ・レーウ号積載の芙蓉手磁器について -17世紀初頭におけるV.O.C.交易
・南波コレクション中の刊行諸国図について
・十六-十七世紀初頭の摂津国兵庫津史料-井家文書の紹介-
1987.3
第5号 ・一人のイギリス人の残したアルバムから
-明治20年代前半の神戸外国人居留地の一側面
・渡辺鶴洲家襲蔵粉本の研究
1988.3
第6号 ・市街地に消えた古墳 I ―念仏山古墳― 1989.3
第7号 ・播磨の古瓦 ―赤松啓介氏採集品より
・渡辺鶴洲研究資料補遺 ―『歴代画家提要』を中心に―
1990.3
第8号 ・「石峯寺経塚」遺物の再検討
・五輪塔形曳覆曼荼羅について ―中世版木資料からの考察を中心に―
1991.3
第9号 ・江戸時代後期における輸出漆器の資料
・神戸市立博物館所蔵頭椎大刀の保存処理
・透過試験による頭椎大刀の観察
1992.3
第10号 ・『伊能図』に関する若干の考
・鳩谷天愚孔平伝 ―司馬江漢周辺の一奇人
1993.3
第11号 ・A. H. グルーム 1 ―在日50年に及ぶ一人のイギリス人の足跡
・J.ブラウの1645/46年版世界地図について
・石峯寺如法大般若経について
1994.3
第12号 ・「大日本国地震之図」の資料紹介
・阪神・淡路大震災による被害と復旧
1996.3
第13号 ・神戸市立考古館史稿
・神戸市立博物館所蔵経簡の材質について
・神戸市立博物館所蔵銅鋳製経簡の保存処理
・P.カエリウス1609年版世界地図をめぐって
・播州村上家文書について ―特別展「鎖国・長崎貿易の華」補遺―
1997.3
第14号 ・外国人と土地所有権
・怪鳥カズワル江戸を歩く 寛政元年渡来のヒクイドリ
・柳田義一氏蒐集 瓦経資料について
1998.3
第15号 ・中国の西湖景と日本の浮絵 ―阿英「閑話西湖景『洋片』発展史咤」をめぐって―
・貞秀=玉蘭齋ノート ―地図および地図的作品への手がかりとして―
・神戸市立博物館における学校との連携事業
・初代玄々堂松本保居の銅版画
1999.3
第16号 ・国立歴史民俗博物館特定研究南蛮関係資料研究班による
神戸市立博物館所蔵「聖フランシスコ・ザビエル像」の調査に関する概要
・大浪から国芳へ ―美術にみる蘭書受容のかたち―
・『岡山藩家老日置忠自筆御用勤書上』と神戸事件
2000.3
第17号 ・近代美術と地図 ―川上冬崖と岩橋教章―
・語りかける図像 太山寺蔵絹本着色愛染曼陀羅をめぐって
・『御用唐木細工物雛形』について ―近世後期長崎における工芸史料の紹介―
2001.3
第18号 ・近世期兵庫津北浜における浜先地開発と屋敷割の変化について
・兵庫津遺跡における埋蔵文化財調査の現状 ―発掘調査の成果と文献・絵図史料から考える近世都市景観の復原に向けて―
・古地図と版元 ―館蔵品にみる江戸時代の地図出版について―
・新出の毘慮遮那仏変相図について ―高麗末期華厳教仏画の一様相―
・昭和初期の神戸観光写真をめぐって I
2002.3
第19号 ・池長孟と牧野富太郎
・資料紹介 太山寺所蔵の高麗国王発願金字写経
・博物館と学校がさらに近づいていくために ―「連携授業」への取組・実践を中心として―
・青貝細工壷形ナイフ入れに関する資料紹介
・「万国絵図屏風」の原図について~1609年版P.カエリウス世界地図の復元
2003.3
第20号 ・岩嶺山石峯寺文化財調査報告書
・史料紹介 「和田岬・湊川崎砲台関係資料」について 1
・史料紹介 近世兵庫津における会所日記
・明石川流域所在の木槨墓について
・博物館の評価についての考察
2004.3
第21号 ・新出資料『長崎伝硝子製』を読み解く
・五雲亭貞秀の地理調査レポート ―『東海道五十三駅勝景』をもとに―
・若杉五十八研究
・若杉五十八の作品に用いられている顔料の特徴について
・伯母野山遺跡の研究 ―斉藤英二氏寄贈資料の整理報告を中心として
2005.3
第22号 ・亜欧堂田善鐫「コロンブス謁見図」をめぐって
・史料紹介 近世兵庫津における会所日記・続
・史料紹介 「和田岬・湊川邦題関係史料」について 二
・古瓦調査ノート ―柳田コレクションの整理より―
・和鏡に見えるもの ―神戸市立博物館所蔵の中世和鏡の検討―
2006.3
第23号 ・近世日本におけるワーテルロー戦闘図の流布と制作について
・資料紹介 御伽草子「月王・乙姫物語(りうくう)」
・展覧会報告 企画展”ホンモノ”たちが教科書をとびだした! ―ザヴィエルや銅鐸たちにあいにいこう― を終えて
2007.3
第24号 ・プルシアンブルーの江戸時代における受容の実態について ―特別展「西洋の青―プルシアンブルーをめぐって―」関係資料調査報告
・日本におけるプルシアンブルーの初期使用例とそれに関わる作品の使用顔料
・江戸時代の紺青輸入について ―オランダ船の舶載品を中心として
・吉田初三郎の神戸市鳥瞰図について
・資料紹介 布引徳光院出土の考古資料
・田善とテンセン ―亜欧堂系銅版江戸名所図における表現技法上の諸問題―
2008.3
第25号 ・龍と宝珠 ―神戸・性海寺蔵如意輪観音画像について
・史料紹介 「和田岬・湊川砲台関係史料」について 三
・ウイロウパターン・ストーリー
・横浜の写真師・日下部金兵衛と神戸風景 1
2009.3
第26号 ・有馬温泉寺の銅製経箱
・京都西町奉行所与力木村家と家中奉公人について
・〈資料紹介〉館蔵古地図の袋について―書林情報を中心に袋からわかる事
・〈資料紹介〉―二宮神社保存土器―
・横浜の写真師・日下部金兵衛と神戸風景 2
・版画家・春村ただをとその作品について
・近世日本におけるプルシアンブルーの受容―秋田蘭画を中心に―
2010.3
第27号 ・南蛮人交易図屏風―探幽による南蛮屏風の変容
・〈研究ノート〉 『海外新話』の視覚 ―その挿図と五雲亭貞秀
・〈史料紹介〉 「嘉納次郎作家文書」に含まれる台場築造関係史料
・京都西町奉行所同心の勤向きについて ―平川伴蔵「日記」の紹介をかねて―
2011.3
第28号 ・嘉永七年(一八五四)のロシア船来航と大坂船手頭の役割 ―「大坂御船手目論見之図」にみる大坂船手頭の機能的限界―
・岡田春燈斎「大日本勝景一覧」にみる地理情報
2012.3
第29号 ・初期洋風画と「絵画と印刷のセミナリオ」 泰西王侯騎馬図屏風などの制作年代・環境をめぐる試論
・〈研究ノート〉 文献資料と落款・印章から考える広渡湖秀
・〈資料紹介〉 『画図 和漢舩用集』と林リョウ苑
・南蛮人洋犬蒔絵硯箱の保存修復
・秋田蘭画における彩色表現の特質 ―佐竹曙山筆「岩に牡丹図」と小田野直武筆「獅子図」の検証から―
・神戸市立博物館開館30周年記念シンポジウムの記録
2013.3
第30号 ・北山寒厳と馬道良の伝記と画業
・研究ノート 鶴亭の印章
・国宝 桜ヶ丘銅鐸・銅戈の保存・保護を目的とした総合診断調査について ―最先端の精密計測技術を活用した九州国立博物館との共同研究の取り組み―
2014.3
第31号 ・世界四大洲図・四十八ヵ国人物図屏風考 ―典拠と成立事情をめぐって
・歌川国芳≪通俗水滸伝豪傑百八人之一個(一人)≫の制作をめぐって
・研究ノート 文献資料に見る鶴亭
2015.3
第32号 ・絵入り幸若舞曲「敦盛」について ―新出の須磨寺本絵巻を中心に―
・国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要
2016.3
第33号 ・【資料紹介】串珠杯の酒宴記録帖について(1)
・国宝桜ヶ丘銅鐸・銅戈発見50周年記念事業の概要2
2017.3
第34号 ・長崎版画としての《姑蘇石湖倣西湖勝景》
・中世争乱の舞台としての有馬―落葉山城を中心に―
・〈修理報告〉重要文化財 絹本著色織田信長像
2018.3
第35号 ・神戸市立博物館所蔵「聖フランシスコ・ザビエル像」の保存状態と表現解釈
・川崎美術館研究(一) 文献資料からたどる川崎美術館と神戸川崎男爵家コレクション
・串玉杯の酒宴記録帖をめぐって
2019.3
第36号 ・騒擾のオランダ 幕末京都で描かれた再洗礼派蜂起と八十年戦争
・神戸市内出土の土錘について―古墳時代から鎌倉時代まで―
・三木市広野古墳群出土の資料をめぐって
 ―中谷新吉氏の調査報告と押部谷中学校所蔵の考古資料―
2021.3
第37号 ・川崎美術館研究(二) ―川崎正蔵の作品収集と美術館活動―
・【研究ノート】輸出漆器を彩る西洋製版画
・【資料紹介】如意寺所蔵の大般若経―平安時代後期の混合経の一例について―
・【資料紹介】神戸市立博物館所蔵の装飾付須恵器3態
・【資料紹介】石峯寺境内出土の銅板製鍍金経筒 一保存処理作業報告―
・失われた古墳と文化財保存運動
   一赤松コレクションの古墳詳出土の資料群を取り上げて―
2022.3
第38号 ・放蕩息子の散財 ―長崎版画《阿蘭陀人康楽之図》と西洋製銅版画との関連を中心に
・【研究ノート】神戸市立博物館蔵「源平合戦図屏風 一の谷・屋島合戦図」の描写について―『平家物語』関連作品との対照を通じて―
・【資料紹介】鷹見保具『雨粟記』
2023.3