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考古・歴史

残るともしび―「北風そう右衛もん家文書」受贈記念展 2026年2月28日(土曜) ~ 2026年4月5日(日曜)

北風家は、古来より、現在の兵庫周辺を拠点にしていたといわれます。近世には7家に分かれており、そのうちの1家が北風荘右衛門家です。
北風荘右衛門家は、ひょう庫津ごのつ北浜鍛冶屋町に居を構え、廻船の諸種積荷を扱う問屋を営んで、兵庫津屈指の豪商として知られました。文化2年(1805)には幕府から蝦夷地産物の売り捌きを、慶応3年12月17日(1868年1月1日)の神戸開港にあたっては、兵庫商社肝煎を命じられています。一方で幕末期の当主、北風荘右衛門さだただしょうぞう、1834-95)は密かに勤王派を援助し、初期兵庫県政にも携わりました。明治時代に入って北風荘右衛門家の家業は衰微したと伝えられますが、その足跡をうかがうことのできる資料は大切に受け継がれてきました。
皆様には、展示資料の随所からうかがえる往時の北風荘右衛門家の繁栄と、「北風荘右衛門家文書」が今日まで守り伝えられてきたことに、思いを馳せていただけますと幸いです。
1 階地域文化財展示(無料)でも関連展示をおこなっていますので、あわせてご覧ください。

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    家法ケ条書

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    御国元商船荷物再取扱願

展示作品リスト

  • 御国元商船荷物再取扱願 1点 享保13年(1728)9月 当館蔵
  • 北風店扱品相場表 1点 江戸時代 6月21日 当館蔵
  • 日記 1冊 表紙:安永2年(1773)7月 当館蔵
  • 慶応四年戊辰正月情報 1点 (慶応4年[1868]正月) 当館蔵
  • 戊辰御用日記 1冊 (慶応4年[1868])2月6日~3月22日 当館蔵
  • 蝦夷地御用控 1点 文化2年(1805)8月~文化10年2月 当館蔵
  • 家法ケ条書 1点 安政2年(1855)正月 当館蔵