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考古・歴史

聖獣?珍獣?-宗教美術の動物たち 2024年2月10日(土曜) ~ 2024年3月17日(日曜)

日常の私達を超えた存在や世界をイメージ化した宗教美術には、不思議な姿をした生命体が息づいています。中国の基層信仰・道教を源流とする龍や鳳凰、キリスト教美術におけるケルベロスやベヒーモス、古代エジプトの守護獣・スフィンクス、古代マヤ文明で信仰された翼のある蛇・ケツァルコアトルなどなど。多種多様な生命体は、古代人の想像/創造力の賜物ともいえるものです。
今回、みなさまにご紹介するのは、仏教&神道の世界に生息する動物たち。それらは、超常的な力を有している聖なる存在なわけですが…。そうであるが故に、普段、私たちが、目にする動物たちと比べると「???」というお姿をとられることも!
ライオンなのか犬なのか?鳥なのか?人間なのか?「なんでこんなお姿に???」とお尋ねしたくなる、摩訶不思議な動物たちのお姿をお楽しみください。

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    狛犬

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    仏涅槃図

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    伎楽面 崑崙

展示作品リスト

  • 狛犬 室町時代、15世紀 木造 1軀 当館蔵
  • 高野四社明神像 南北朝時代~室町時代初期、14世紀~15世紀前半 絹本著色 1幅 妙法寺蔵
  • 仏涅槃図 室町時代、15世紀 絹本著色 1幅 妙法寺蔵
  • 神戸市指定文化財 伎楽面 崑崙 平安時代初期、9世紀前半 木造 1面 綱敷天満宮蔵