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びいどろ・ぎやまん・ガラス

あかり・ランプ 2020年11月17日(火曜) ~ 2021年1月24日(日曜)

明治4年(1871)に大阪、翌5年に横浜でガス灯が設置されたことを皮切りに、くらしの中の“あかり”の在り方も変わっていきました。それに伴って、ガラス製のオイルランプや火舎(ほや)などが製造されていくことになり、ガラス製造業において照明器具は主要な製品の一つとなりました。光を透過するガラスは、“あかり”にとって最適な材質だったのです。
このたびの特集展示では、明治時代から昭和時代前期までに製造されたガラス製の照明器具を採りあげます。合わせて、火舎や笠などに施された装飾技法についてもご紹介します。“あかり”を灯(とも)した様子を想像しながらお楽しみいただければ幸いです。

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    「乳白色被せ小ランプ」

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    「グラヴュール草花に瓢箪文ガラス丸火舎」

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    「グラヴュール松鶴文丸火舎に金赤油壷ガラス台ランプ」

展示作品リスト

  • グラヴュール松鶴文丸火舎に金赤油壷ガラス台ランプ (金具)三平株式会社製 明治中~後期(1883-1912) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 型吹き藍色花縁火舎に乳白色油壺ガラス豆ランプ (金具)浦川宗吉 明治後期~大正時代(1898-1926) 1点 当館蔵
  • 型吹きガラス豆ランプ (金具)三平株式会社 明治後期~大正時代(1898-1926) 1点 当館蔵
  • アルコールガラスランプ 「村中式」銘 明治後期~大正時代(1898-1926) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • エナメル彩花卉文ガラス丸火舎 明治中期~大正時代(1883-1926) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • グラヴュール草花に瓢箪文ガラス丸火舎 明治中期~大正時代(1883-1926) 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 乳白色被せ小ランプ カクエ赤松商店製 明治後期~大正時代(1898-1926) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 型吹き千鳥・帆掛け舟・水仙文ガラス電気笠  明治後期~大正時代(1898-1926) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 結霜ガラス吊りランプ (金具)三平株式会社 明治後期~昭和前期(1898-1945) 1点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)