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美術

異国趣味のやきもの―京阿蘭陀 2021年2月6日(土曜) ~ 2021年3月28日(日曜)

19世紀はじめ、京都を中心に、当時輸入されていた西洋の陶磁器から着想を得た京阿蘭陀と呼ばれるやきものが製作されました。京阿蘭陀は、素焼きした器体に白化粧土を掛けて、さらに藍絵で器体を埋め尽くすように施された絵付が特徴の一つです。唐草に花卉文を基本とし、そこに西洋の風景や人物、あるいは龍や獅子、象などの異国趣味に満ちた意匠が採られています。
本展では、京阿蘭陀と合わせて、19世紀に活躍した京都の陶工・仁阿弥道八(1783-1855)、尾形周平(1788-1839)などの阿蘭陀写の作例もご紹介します。異国趣味に満ちた“京阿蘭陀”の魅力に触れる機会となれば幸いです。

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    「藍絵阿蘭陀写花卉文四段重」

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    「藍絵異国風景図刀掛」

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    「藍絵阿蘭陀写花卉文に竜文小皿」

展示作品リスト

  • 色絵阿蘭陀写花卉文方形皿 「乾山」銘 江戸後期、18世紀後半 9枚 当館蔵
  • 色絵阿蘭陀写角形向付 「乾山」銘 江戸後期、18世紀後半 6口 当館蔵(池長孟コレクション)
  • 色絵阿蘭陀写小皿 仁阿弥道八 江戸後期、19世紀後半 5枚 当館蔵
  • 色絵異国人物図皿 尾形周平 江戸後期、19世紀前半 8枚 当館蔵(池長孟コレクション)
  • 藍絵阿蘭陀写花卉文四段重 文化13年(1816)箱書き 1式5点 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 藍絵阿蘭陀写異国風景図八角火入れ 江戸後期、19世紀前半 1点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写花卉文盃台 江戸後期、19世紀前半 1点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写騎馬人物図皿 江戸後期、19世紀前半 1点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写楼閣人物図深皿 江戸後期、19世紀前半 1点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写異国風景図刀掛け 江戸後期、19世紀前半 1点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写異国風景図盃洗 江戸後期、19世紀前半 1式2点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写異国風景図大皿 江戸後期、19世紀前半 1点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写唐草文茶入れ 江戸後期、19世紀半ば 1点 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写山水風景図火入れ 江戸後期、19世紀半ば 1点 当館蔵
  • 藍絵褐釉異国風景図角形水滴 江戸後期、19世紀半ば 1点 当館蔵
  • 異国風景図浮彫り筆立て 江戸後期、19世紀半ば 1点 当館蔵(池長孟コレクション)
  • 藍絵阿蘭陀写花卉文に竜文小皿 「乾斎」銘(井田吉六) 江戸後期、19世紀半ば 5枚 当館蔵
  • 藍絵阿蘭陀写花卉文に鯉図盃洗 「乾斎」銘(井田吉六) 江戸後期、19世紀半ば 1口 当館蔵