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古地図

写されたこん輿万国全図 2026年4月25日(土曜) ~ 2026年6月14日(日曜)

万暦30年(1602)にイタリア人イエズス会宣教師のマテオ・リッチ(利瑪竇・1552-1610)が、明の官僚であったそうの協力のもと、中国の北京で出版した「坤輿万国全図」。この世界地図は、ヨーロッパにおける世界認識を初めて漢字で表したものであり、その影響は中国にとどまらず、朝鮮、日本にまで及びました。
日本にある「坤輿万国全図」の版本は、宮城県図書館、京都大学附属図書館、国立公文書館の所蔵が知られていますが、これらを除くと、国内にある「坤輿万国全図」はすべて写本―描き写された模写本です。写本はおおむね版本を忠実に模写していますが、彩色が施されるなどの異なる点もみられます。また、模写が繰り返されるなかで写本の間にも違いが生じたようです。
このたびは当館が所蔵する坤輿万国全図の模写本を展示いたします。よく似た地図の、それぞれの特徴をお楽しみください。

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    坤輿万国全図屏風

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    坤輿万国全図

展示作品リスト

  • 坤輿万国全図屏風 江戸時代、17世紀 当館蔵(南波松太郎コレクション)
  • 坤輿万国全図 江戸時代、17~18世紀 当館蔵(南波松太郎コレクション)
  • 坤輿万国全図并序 江戸時代、18世紀 当館蔵(南波松太郎コレクション)