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びいどろ・ぎやまん・ガラス

切子の文様 2022年8月30日(火曜) ~ 2022年10月16日(日曜)

器体の表面ひょうめんにカット装飾を施すことで美しい輝きを放つ切子。日本では19世紀初め頃に、確立した装飾技法です。当時の切子は、水溶き金剛砂こんごうしゃを研磨剤に用いて、ガラスの表面を棒状や球状の工具で削るようにして文様を刻んでいました。 当時輸入されていたヨーロッパ製のガラス器から着想を得た、魚子ななこ文、あさ文、あられ文、蜘蛛の巣文…器体を彩る文様は様々。 本展では、江戸時代から明治時代前期につくられた切子作例をご紹介するとともに、それらに施された文様に注目します。多彩な切子の文様の中から、ぜひあなたの気に入りをみつけてください。

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    手彫り切子木の葉形ガラス皿

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    手彫り薩摩切子青緑色被せガラス蓋物

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    手彫り切子藍色被せガラス蓋物

展示作品リスト

  • 手彫り切子木の葉形ガラス皿 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89)10枚 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子ガラス皿 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89)2枚 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子ガラス鉢 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子ガラス鉢 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子ガラス食籠 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89) 1合 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子脚付ガラス杯 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り薩摩切子銅赤色被せガラス小皿 江戸時代(1851-58) 1口 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り薩摩切子青緑色被せガラス蓋物 江戸時代(1851-58) 1合 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子藍色被せ栓付ガラス瓶 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89) 1対2点 当館蔵
  • 手彫り切子藍色被せガラス蓋物 江戸時代後期~明治時代前期(1844-89) 1合 当館蔵(びいどろ史料庫コレクション)
  • 手彫り切子ガラス平鉢 文久3年(18853)箱書き 当館蔵