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大震災 / 通路等の状況

荷物用エレベーター前

神戸市立博物館の各設備の間には大小様々な通路・広場がある。しかしその多くは、今回最も大きな被害を出した新・旧館の境目に接している。また1階ホールのように巨大な設置物が倒壊した例もあり、もしこの地震が開館時の一般入館者で賑わう時間帯に起きたならと思うと、恐ろしい。また、地下の通路一帯も、多量の湧水とともに吹き出した土砂で埋め尽くされた。
※解説文末尾の6桁の数字は撮影日時。

地階荷物用エレベーター前の連結部の破壊も著しく、大量の土砂と湧水が発生した。写真は排水後の様子だが、土砂は撤去されていない。幸いな事に、荷物用エレベーターはこの泥水の影響を受けず稼動できたので、復旧作業をより円滑に行う事ができた。950221