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大震災 / 外観

建物外観の状況

博物館の建築は、1935年(昭和10)に竣工した旧横浜正金銀行神戸支店を改造したもの(東・南部分の旧館)と1982年(昭和57)竣工の新館(西部分)を隣接させ、通路部分を結合させて完成したものである。これらの建築は十分な強度をもって設計・補強されたので、それぞれについては致命的な損傷を生ぜずに済んだ。しかしこれらは僅かだがずれ動いたため、その連結部分に大きな損傷をもたらすこととなった。
博物館周辺の石段・擁壁・歩道などは、相当な損壊をうけた。特に南側の歩道では擁壁がドライエリア側に大きく傾き、これを復旧するための大規模な掘削工事が行われることになった。
※解説文末尾の6桁の数字は撮影日時。

北東角 博物館非常用出入り口の崩壊状況
左が博物館、右がオリエンタルホテル。その間には博物館のパイプスペースに通じる非常用扉と壁が設けられていたが、崩壊している。950117

東側正面玄関の被害状況
歩道部分が陥没して、階段最上段との玄関の間に25cm程度の空間ができた。950117

博物館東南角
この辺りの歩道の破損も激しい。博物館の標柱も大きく傾いている。950117

博物館南側の擁壁の状況
博物館の周辺で、南側の歩道は最も危険な状態となった場所。博物館のドライエリアを区切る擁壁が内側に傾いている。向こうにみえる瓦礫の山は旧居留地15番館。950117

博物館南西角
歩道に亀裂がはいり、敷石が浮いている。南から北を撮影。950117

南西から見た外観
博物館の外観には一見損傷は見当たらない。手前の部分が旧館、その奥の銅板屋根をいただく部分が新館にあたる。左隅の瓦礫は倒壊した15番館。950119

西側通用口南
大きく損傷しているあたりが新・旧館の境目にあたる。擁壁が一部損壊。博物館の建物に載せていた緑色の花壇(金属製)が落下。950117