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大震災 / 展示設備の状況

2階 ギャラリー

神戸市立博物館の展示設備は、古代から現代までの神戸の歴史を紹介する「常設展示室」と、期間限定の特別展・企画展示を行う「特別展示室1・2」「南蛮美術館室」「ギャラリー」からなる。
木製・紙製の資料を多く扱う当館の性質上、展示は強固なガラスケースを用いる場合が多い。今回の震災ではこのガラスケースがらみの被害が多発することになった。あるケースでは天井の照明を覆うためのルーバーが落下し、またあるものはそれ自体が転倒し、資料を損壊した。ただ、固定型のケースでの被害は比較的すくなく抑えられた。
※解説文末尾の6桁の数字は撮影日時。

2階 ギャラリー
ギャラリーでは神戸の書家「安東聖空」展を行っていたが、屏風の作品が転倒し、表具が破損。同所に展示してあった柳原義達作彫刻も作品と台座をつなぐ金具がゆるんだ。950119