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伯母野山遺跡出土資料

 伯母野山遺跡は六甲山南麓の標高150~180mに立地し、弥生時代中期後半から後期初頭にかけて営まれた高地性集落です。

 遺跡は昭和22(1947)年に当時中学生であった若林泰氏が弥生土器を発見したときから知られるようになりました。当遺跡の範囲は、牛小屋山の山頂および東麓・南麓にかけての牛小屋山地区、この東方の勝岡山南麓の勝岡山地区、勝岡山北方の伯母野山地区の3つの地区に広がります。

 1950年後半代の開発に伴って、遺物採集や発掘調査が行われ、弥生時代中期の住居跡や多くの弥生土器、鉄器、石器が発見されています。
 詳細な調査を経過せずに、遺跡の大半が消滅していまったため、遺跡の詳細は不明です。50棟超と推定される住居跡や、磨制石剣をはじめとする石器類や多量の弥生土器の出土からみて、六甲南麓における重要な高地性集落と考えられます。

 これらの資料をまとめて、斎藤英二氏から当館に寄贈いただき、後に博物館で資料整理を行い、今に至っています。資料の詳細については『神戸市立博物館紀要』第21号で報告しています。


【古代の神戸】
名称 伯母野山遺跡出土資料 おばのやまいせきしゅつどしりょう
作者名 伯母野山遺跡(伯母野山、牛小屋山、勝岡山) 
時代 弥生時代中期~後期/紀元前200年〜紀元後300年頃
材質 粘土、鉄、石
サイズ
員数 多数
その他の情報

来歴:

参考文献:
・口野博史・富山直人・池田毅・松林宏典・前田佳久・渡辺今日子「伯母野山遺跡の研究―斉藤英二氏寄贈資料の整理報告を中心として-」(『神戸市立博物館研究紀要』第21号) 2005
指定区分
分野 考古資料・その他