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東海道名所一覧

画者は「富嶽三十六景」などで有名な葛飾北斎です。誇張された富士山、京を上にして江戸を下にした構図などは、東海道の一覧図によく見られる手法。色彩も美しく、東海道を描いた一覧図の中でも殊によい出来でしょう。北斎は広域を描く鳥瞰図として、ほかに「木曽名所一覧」「中国鳥瞰図」なども残しています。

【古地図】【江戸の絵画】
名称 東海道名所一覧 とうかいどうめいしょいちらん
作者名 葛飾北斎 かつしかほくさい (1760-1849)
時代 江戸時代、文政元年/1818年
材質 木版色刷
サイズ 43.6×58.4
員数 1舗
その他の情報 南波松太郎コレクション

来歴:南波松太郎→1983神戸市立博物館

参考文献:
・国木田明子「館蔵古地図の袋について-書林情報を中心に袋からわかる事-」(『神戸市立博物館研究紀要』第26号) 2010
・山本光正『街道絵図の成立と展開』臨川書店 2006.
指定区分
分野 絵図・地図