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伊能小図北海道

伊能忠敬(1745-1818) による測量事業は寛政12年(1800)よりはじまり、17年の歳月をかけて行われました。彼の死後、日本列島の詳細な海岸線が地図となって完成しました。残念ながらその原本の大半は明治時代以降の東京での度重なる火災によって焼失しましたが、大名家に伝えられたいくつかの複製がその威容を伝えています。神戸市立博物館が所蔵する西日本図・北海道図は、彩色描写などの点においてその特徴を良く伝えており、現存する伊能小図のなかでも優品として知られています。

【古地図】
名称 伊能小図北海道 いのうしょうず ほっかいどう
作者名 伊能忠敬  (1745-1818)
時代 江戸時代、文政4年頃/1821年頃
材質 手書手彩
サイズ 161.6×181.1
員数 1舗
その他の情報 南波松太郎コレクション

来歴:南波松太郎→1983神戸市立博物館

参考文献:
指定区分
分野 歴史資料/書跡・典籍/古文書・絵図・地図